勉強が苦手な中学生専門のプロ教師。

 

「不登校」「親子関係」の改善サポートで家族を整え、

苦手に寄り添う「学習指導」でお子さんを未来へ導く、

 

「ごきげん子育て」の専門家

【とよだ先生】と申します。

 

「誰もが周囲の目を気にせず、自分らしく生きる社会をつくる」

をミッションに、

 

親子ともに充実した人生を送ることのできる、

笑顔あふれるご家庭づくりのお手伝いをしています。

 

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令和6年6月24日(月)

vol.0084【いい先生ってどんな先生?】

 

一昨日、かつての塾の教え子(小学校教員)が

「とよだ先生の家」に遊びに来てくれました。

 

彼とはいつも教育談議になるのですが、

そこで、いい先生ってどんな先生なのか?

という話題になりました。

 

学校の先生と塾の先生で立場が違うのですが、

 

教育に携わるものとして、

より多くの生徒さん、保護者さんに

いい影響を与えたいという思いは同じです。

 

教え子とこういう話ができるのは本当に幸せで、

教え子先生ネットワークも作っていければと思っています。

 

今日は、

学習塾における、いい先生ってどんな先生なのか?

についてお話ししようと思います。

 

 

学習塾で勤務している時、

下記のことに注意して仕事をしていました。

 

・教え方がうまい

・雑談が面白い

・前向きにさせるのがうまい

 

・寄り添ってくれる

・頭ごなしに決めつけない

 

などなどの条件がありました。

 

基本的には上の3つがあれば先生としてOKです。

 

私も学習塾で勤務していた時は、

上記の条件を満たしていたので、

 

生徒からの評価が高かったです。

 

さらに、

 

下の2つである

「寄り添う」

「頭ごなしに決めつけない」

 

というのは、

成績が良くないお子さんにとってはとても大切なことでした。

 

賢い子は最初から賢いので、

チャレンジさせるのはあまり難しくありません。

(賢い子を楽しませるという別の技能が必要ですが…)

 

 

けれども、

 

勉強で苦労している子どもたちは、

これまでの人生の経験の中でたくさん傷ついて、

 

「どうせできない、分かりっこない」

というような思い込みをつくっています。

 

 

私自身が最初から点数が良かったタイプではありませんでした。

中2で英語の先生の言葉が宇宙人の言葉に変わりました。

 

「何がわからないかが分からない」というしんどい状態でした。

 

だからこそ、自分の経験を生かして、

 

「勉強が苦手」

「英語がわけわからん」

 

という子たちがいかに自信を持って戦えるか?

ということを考えて働いていました。

 

 

そういう取り組みの結果、

 

チェーン全教室で最もやめる率(退塾率、退会率)が低く、

各講習での入塾率(入会率)もトップ。

 

という結果が出ていました。

 

 

単なる商売のための営業トークではなく、

本当に本人のためになる指導をする。

 

それを譲らずやってきた結果だと思っています。

 

不思議なもので、

人は思い込んでいるものしか見えません。

 

勉強で苦しんでいるお子さんは、

少なからず、「もう無理」「絶対にできない」

という思い込みを持っています。

 

ですから、

いい先生の条件をあえて1つ挙げるならば、

「思い込みを外してあげられる先生」であるということです。

 

思い込みさえ外してしまえば、

あとは本人ががんばるだけです。

 

 

けれど、

 

深い思い込みがある状態で、

いくら励ましても、いくら宿題を出しても、

全く伸びることはありません。

 

お子さんの思い込みを外し、

 

「ワンチャン、いけんじゃね?」

と思ってもらえる教師でありたいと思っています。